いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯 上（2） [ 伊集院 静 ]
伊集院 静 KADOKAWAイトマノユキ シンセツチュウシングラ ・ヒトリノカロウノショウガイ ジョウ イジュウイン シズカ 発行年月：2020年12月18日 予約締切日：2020年11月07日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784041084281 伊集院静（イジュウインシズカ） 1950年山口県防府市生まれ。
立教大学卒業後、CMディレクター、コンサート演出などを経て81年「皐月」で作家デビュー。
91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、14年『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞を受賞している。
16年紫綬褒章受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 大坂夏の陣から七十年、“刀は武士の魂”と称されてはいるものの、真剣で戦う機会はほぼ無くなっていた時代。
幼少期、「弱虫竹太郎」と呼ばれた赤穂藩の大石良雄は、師・山鹿素行や大叔父・頼母助、祖父・良欽の教えを受け、二十一歳で家老職を継ぐ。
勘定方や商人など様々な立場で国を支える人々に出会い、世を統べる武士の信念を抱いてゆく。
やがて藩主・浅野内匠頭に再会した良雄はその清らかな心に惹かれながらも、危うさを感じ取るがー。
後年、決起を共にする堀部安兵衛との邂逅など「事件」前夜を描く、伊集院静版・新忠臣蔵。
本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行
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