海峡 (海峡 幼年篇) (新潮文庫 新潮文庫) [ 伊集院 静 ]
新潮文庫 新潮文庫 伊集院 静 新潮社カイキョウカイキョウヨウネンヘン イジュウイン シズカ 発行年月:2001年07月 ページ数:496p サイズ:文庫 ISBN:9784101196312 伊集院静(イジュウインシズカ) 1950(昭和25)年、山口県防府市生れ。
立教大学文学部卒。
’91(平成3)年『乳房』で吉川英治文学新人賞を受賞し、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞を各受賞する。
2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞。
小説やエッセイで幅広い読者の支持を受けている現代文学の旗手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 少年にとって、父は聳える山だった。
母は豊かな海だったー。
土木工事や飲食店、旅館などで働く五十人余りの人々が大家族のように寄り添って暮らす「高木の家」。
その家長の長男として生れた英雄は、かけがえのない人との出会いと別れを通して、幼い心に生きる喜びと悲しみを刻んでゆく。
瀬戸内の小さな港町で過ごした著者の懐かしい幼年時代を抒情豊かに描いた自伝的長編「第一部」。
本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 文庫 小説・エッセイ
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